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阪神・淡路大震災の主な倒壊原因にもあげられておりますが、建物の形と壁の配置も耐震性に大きく関係してきます。

壁のバランスとは

建築図面と目視で家の形状を確認し、さらに図面どおりに壁が配置されているかも確認します。たとえ壁の量を満たしていたとしても、壁の配置バランスの悪さによって耐震性をそこなう事もあります。

例えば

■バランスの良い家の形

家の形は正方形が理想的です。2階建てより平屋建ての方が地震には強いと言われていますが、シンプルな形で総2階建てになっていればバランスは良く、比較的地震に強い建物と言えます。

■バランスの悪い家の形

L字型・コの字型や、1階部分より2階部分がせり出している家、壁の無い一面がある家などはバランスが悪く、地震発生時に建物がねじれる現象が起こり、耐震性が低くなります

■バランスの良い壁の配置

建物の中心から見て、各方向に同じくらいの割合で壁が配置されている。4隅に壁がある

■バランスの悪い壁の配置

ある一面が窓など開口部で占められ、壁が極端に少ない、4方向の壁の配置にばらつきがあるなど

*建物の重さの中心を「重心」、強さの中心を「剛心」と呼び、地震が起こると剛心を支店にして重心側が揺れるという現象が起こります。この「重心」と「剛心」のズレを「偏心」と呼び、偏心率が大きければ大きいほど、揺れも大きくなるのです。一般診断では偏心率では偏心率が30%を超えると、建物の地震に対する強度は著しく低下すると言われ、この項目の評点が1.0未満の場合には偏心率が30%を超えているということになります。