埼玉県三郷市 M様邸
耐震
【埼玉県三郷市】M様邸耐震補強工事をしました。
埼玉県三郷市M様邸は耐震補強工事を行いました。壁に筋交いをいれ金物で補強しています。
最近日本では大きな地震が多発しています。松井産業が活動するエリア、エリア、埼玉県東南部(三郷市、吉川市、松伏町、八潮市、草加市、春日部市、越谷市)、千葉県北西部(流山市、野田市、松戸市、柏市)、東京都江戸川区、葛飾区、足立区も地震や水害などの対策の必要性が言われています。
能登半島地震の被害状況を見ると2000年以前の建物の耐震診断、耐震改修の重要性を感じます。
改めて耐震改修の必要性を伝えていき社会的責任を果たしていきたいと考えております。
耐震補強をする際は効果とコストがとても大事になってきます。お客様によっては高額な金額がなければ耐震補強をしなければならないとお考えの方もいますが、限られた予算内でも補強はできます。
壁を補強したり、基礎のクラックを補修したり、重い屋根をふき替えてガルバリウム鋼板などの軽い屋根にしたりなどやることはいろいろとありますが、コストパフォーマンスが高いのは壁の補強と思います。柱と柱の間に筋交いを入れ金物で補強したり、構造用合板、耐震壁を入れて壁をつくり地震に対して倒壊を防ぐよう強化します(松井産業ではこの工事が一番多いです)。
2024年1月1日から8か月以上経過してまだ手付かずの場所があります。未だ仮設トイレを使用しなければならない厳しい環境の中で生活している方がいらっしゃいます。戸建ては1階だけが残っているとか2階だけ残っているとかでなく屋根が地面についている状況。耐震工事を行う際は1階だけでなくしっかり行ったほうが良いと痛感します。被害を受けた建物は1月10日~15日くらいに建物の危険度判定を受けて半年以上経過するも手つかずの状態は多く被災者が日常の暮らしを取り戻すにはまだまだ時間がかかると思われます。
1階部分が完全につぶれている家屋も多く震災時の住民の方たちの安全を守るためにも耐震診断をしていき倒壊等により人命が失われる事を軽減できるように働きかけていきたいと思います。
能登地震は地方特有の能登瓦の木造建物の被害が大きく重い瓦屋根を軽い金属屋根に変えるだけでも地震の影響は軽減される、また明らかに道路面や南側間口面に対して耐力壁の無いもしくは少ない建物は何かしらの被害を受けており新築での耐力壁配置はもとより耐震リフォームの補強方法は検討しておかなければならないと思います。