2025/11/14
【埼玉県三郷市】松井産業、伝統行事「餅まき」を5年連続開催。地域の絆を未来へ
日頃より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。松井産業グループ代表の松井孝司です。月一回お届けしております「宇一通信」、第3号を発行させていただきます。

さて、この度、弊社では5回目となる恒例の「餅まき」を実施いたしました。 去る8月23日、本社に程近い彦成(埼玉県三郷市)にて、弊社が建設中の賃貸モデルハウス上棟式を執り行い、その一環として、昨今では目にする機会の減った餅まきを開催した次第です。夏の暑さを避け、夕刻からの開始といたしましたが、当日は社員一同に加え、近隣にお住まいのお子様連れのご家族など70~80名の方々にお越しいただき、大変賑やかな会となりました。
餅まきは、家内安全や家族の健康長宇を祈願する日本古来の儀礼です。しかし、神主の手配や職人衆への労い、さらには餅やお菓子、御捻り等の準備に多大なコストと手間がかかるため、現代において実施されることは稀になりました。そうした中、弊社では5年前にこの伝統行事を復活させ、以来毎年欠かさず行い、今回で5年連続となります。
私たちがこの餅まきを大切にし、こだわるのには二つの大きな理由がございます。 第一の理由は**「地域貢献と文化の継承」**です。100年前に呉服屋として創業して以来、松井産業の発展は常に地域の皆様との深い関係性の中にありました。餅まきという日本の良き風習が失われつつある今、建築を担う企業の責任として、子どもたちに「昔はこんな儀式があったんだ」と肌で感じてもらい、地域との結びつきを再確認する機会にしたいと考えています。
第二の理由は**「健康長寿の姿を皆様にお伝えする」**ことです。今回は、96歳の誕生日を迎えた私の母に、あえて高所の会場まで自ら階段で登壇してもらい、餅まきに参加してもらいました。これは(第1号でご紹介した)弊社の「100歳プロジェクト」の理念にも通じるもので、「人はいくつになっても健やかでいられる」という姿を、地域の皆様に実感していただきたかったのです。
終了後、母が「来年もまたやりたい」と元気に話すのを聞き、私自身もこの活動を継続していく決意を新たにいたしました。来年も実施する所存です。地域の皆様と一体となり、この楽しく意義深い伝統行事を守り続けてまいります。

