2026/11/01
将来の雨漏りトラブルを防ぐために|下屋と外壁の取り合い部分における「先張りルーフィング」施工
松井産業広報です。

今回は、埼玉県吉川市で進めているN様邸新築現場の様子をお届けします。
リフォームや雨漏り修繕のご相談を受けるなかでも、特に雨水の浸入原因として多く見られるのが「下屋(1階の屋根)と外壁が交わる部分」です。屋根を伝う水と外壁を伝う雨水が集中するため、建物のなかでも経年劣化や漏水のリスクが最も高くなりやすい部位といえます。
現場では、壁面の下地を取り付ける前に、屋根の防水シート(改質アスファルトルーフィング)を先行して壁側へと規定の高さまで立ち上げる「先張りルーフィング」が施工されていました。
この工程を挟むことで、後から施工する外壁側の防水シートとの間に十分な重ね代(しろ)が生まれ、取り合い部からの雨水浸入を未然に防ぐことができます。
外壁材や屋根材を仕上げてしまうと外側からは見えなくなる構造部分ですが、将来の大規模な雨漏り補修や躯体の腐食を防ぐためには、こうした初期の防水施工を規定通りに納めておくことが欠かせません。
新築工事はもちろん、外壁・屋根のリフォーム工事においても、基本に忠実な下地処理の積み重ねが住まいの寿命を左右します。お施主様が何十年先も安心して暮らせるよう、見えない箇所の品質管理を徹底してまいります。

